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2009年10月12日 (月)

永山則夫

NHK・ETV特集、「死刑囚・永山則夫―獄中28年間の対話」を観ました。

1968年~1969年にかけ、19歳で連続ピストル殺人事件を起こした永山の心の変化を獄中結婚した女性の証言などを交えて辿る内容。

死刑か否かが取りざたされる事件などが起こると、必ず耳にしてきた「永山基準」。

犯人の年齢や被害者の数・残虐性など9つの基準があるという「永山基準」というコトバは知っていたけれど、事件や永山則夫については全く触れる機会がなかった僕は大きな衝撃を受ける番組内容でした。

Crm0804070314003p1超極貧の生い立ち、連続殺人にいたるまで、一審での国家への批判的言動、妻をはじめとした支援者らの働きかけなどで謝罪・贖罪へと動く心情の敬意、そして最高裁の差し戻しで死刑が確定される・・・

また、まともな教育も受けておらずに読み書きもままならなかった永山が獄中で独学により識字を得て、多くの人々と手紙を交わしたり、執筆活動を行って文学賞を獲得までしていたこともはじめて知りました。恥ずかしながら。

審理の過程や永山という人物を知るにつれ、死刑適用の基準だけでなく、事件から40年経つ現代でも尚我々が抱える多くの闇を改めて浮き彫りにされた思いがしました。

被害者遺族の心情の相違、少年の凶悪犯罪に対する裁きのあり方、死刑廃止か死刑存置か。

裁判員制度もはじまっています。

この事件や永山則夫という人物をもう少し知りたいと思っています。

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