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2009年10月16日 (金)

これで本当に農家が救われるのか―戸別所得補償

子ども手当てや高速道路無料化と並んで鳩山政権の目玉政策の一つが戸別所得補償制度。

日本農業の生き残り策として生産コストの赤字分を国が補填するこの制度、農水省は来年度からコメについて前倒し実施するとして、関連経費5600億円を2010年度予算の概算要求に盛り込みました。

これで本当に農家が救われるのか、疑問です。

農家の方々の中でも受け止め方は様々。

ある農家は「この農家の誇りを奪う」と嘆き、別の農家は「補填は助かる」と歓迎する・・・

もちろん、補償はないよりあった方がいいに決まってます。

しかし、根本的な解決にはなりませんよね、この政策。

コストの赤字分の補填ということですから、新型の機械を入れたり耕地を拡大したりといった将来への投資に回すことができません。

要するに自転車操業。

公定価格から完全自由化された米価。この米価が安すぎることこそが問題なわけです。

離農者をとりあえず食い止める一時しのぎの策としては効果が全くないとは言いませんが、同時に、農業従事者が将来に希望を持てるようなビジョンを打ち出すことが急務です。

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