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2009年11月22日 (日)

エコカー減税延長と中古車屋さんの嘆き

家電のエコポイントやエコカー減税が一定の効果を生み出しているとして延長されるようですね。

買い手である国民が喜び、消費低迷にあえいでいる家電業界や自動車業界が浮揚するきっかけになっていると判断したということでしょうか。

前政権下での政策でも良策は良策として継続する鳩山政権の姿勢は評価すべきだし、さらなる進化を期待したいです。

大型テレビや冷蔵庫の買い替えは家電市場を刺激し、制度に加えた独自のサービスで量販店側もがんばっているし、テレビCMを観ていると「エコカー減税で20万お得!」ってな感じで具体的な数字が購買意欲を掻き立てます。

ただ、この政策が期限付きの起爆剤・呼び水であることを忘れてはなりません。

先日、中古車販売店を数店舗展開する社長さんとお話しする機会がありました。

「エコカー減税延長なんてとんでもないッ!」と大激怒。

社長曰く、特に高価格帯の中古車を買う人がまったくいなくなってしまった、と。

これまでは一定の高価格帯購買層があったが、エコカー減税や補助金によって新車のエコカーとハイクラスの中古車の価格がトントンとなり、お客はエコカー購入に流れているということらしい。

かといって低価格の中古車が売れるわけでもないわけで、同業者の廃業も相次いでいると嘆いてらっしゃいました。

起爆剤も効き過ぎると大事故につながるし、呼び水も度を越えれば大洪水になって溺れてしまう。

よくよく考えてみればエコポイント・エコカー政策もすべて税金。加えて、鳩山政権が掲げる社会的経済的に弱い立場の人たちが直接恩恵を受けづらい政策ともいえます。

一部の人が益する政策でなく、より広い層が潤う政策を目指さなければならない・・・政治って本当に難しさと責任を改めて感じます。

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コメント

エコカーが環境に良いかどうかも疑問ですよね。
中古車屋さんが嘆くのも、分かるような気がします。
やっぱり、堺屋太一さんがおっしゃるように、純消費者が
欲しいものを求めないと、景気がよくなることは、ないかもしれませんね。

投稿: 受験生の子供を持つ親 | 2009年11月25日 (水) 23時03分

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