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2009年11月27日 (金)

赤ちゃんのコト

今日は僕にとって初めての子どもの出産予定日。もともと診察日だったので午前中に奥さんを連れて病院に行ってきました。

お腹の中で3500gまで育っているそうで、もういつ陣痛が来てもおかしくない状況です。

やっぱり緊張しますね。初めてなもんで・・・

自分の子どもの誕生がカウントダウンに入ったせいか、このところ続いた「赤ちゃんに関するニュース」が気になります。

“白骨死体がみつかった”とか“バラバラ殺人”などのニュースがここ最近特に多いように感じますが、そんな中、神奈川県内の河川敷でバッグや鍋の中から乳児の遺体が見つかったというニュースにはショックを受けました。

どんな経緯があったかはまったく想像もできません。ただ、周囲が祝福する病院にもちゃんと通うことができる妊娠・出産とは考えにくいことは確かです。

もし、人知れず身ごもり、産み、捨てたのだとしたら…捨てられた赤ちゃんはもちろん、母親のことを考えるとなんともやりきれない気持ちになります。

“赤ちゃんの命を守る”ということで設置されたのが、熊本市の慈恵病院の赤ちゃんポストでした。

熊本県の有識者検証会議はこの赤ちゃんポストに対する最終報告書を公表、子どもが預けられた理由として不倫、未婚、生活苦などを挙げました。

約2年半で全国から51人の子どもの預け入れがあり、親の住所が分かったのは39件。身元が分かっている子どもは特別養子縁組の手続きが進んでいるケースもあるけれど、身元が分からない場合は親が後に名乗り出てトラブルになる懸念があるために手続きができないらしい。

行き場失って捨てられてしまう命のことを考えれば、赤ちゃんポストの一定の意義を否定はできません。しかし、制度として認めることによって安易な遺棄が横行することも十分に考えられるわけで。

Dairi一方では、実母が代理母となってわが子を得た女性が、その実母と笑顔で記者会見に臨み、「法整備をしてほしい」と訴えるニュース。衝撃的でした。

子どもを得たくても得ることのできない夫婦はたくさんいらっしゃるし、僕の周囲にも不妊治療をされている夫婦が何組もいらっしゃる。

代理出産については、安全面も含めて技術的にはかなり精度が上がってきており、費用についても手の届くところにきたと聞いています。

子どもを授かることとは一体どういうことか?

宗教観や倫理観から人工授精や代理出産を「自然の摂理に反する」として反対している人たちもいます。

だったら、投薬や手術や治療などによって延命に必至な僕らの行為は自然の摂理に反しないの?ってこのにはならないのか。

ここにある命を維持しようとすることと新しい命をつくることのちがいとは一体どこにあるのか―本当に難しい問題です。

赤ちゃんポストも代理出産も、賛否両論あるものの現行法の中でも実際に行われていることは紛れもない事実。しかし、このまま国としての方向を示さないままというのでは新たな問題が生まれかねません。

政府による国民も巻き込んだ議論を行う段階にあるのではないでしょうか。

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