« 事業仕分け 今夜決定 | トップページ | 親ごころ »

2009年11月10日 (火)

事業仕分けの影に財務官僚

事業仕分けの対象が出揃いました。約210事業447項目。

この対象事業の選定で活躍したのが財務官僚。10月中旬には財務省主計局が財政健全化を目指して総額5.3兆円の無駄づかいリストを刷新会議に報告していたとのこと。

選定を指揮した行政刷新会議の加藤秀樹事務局長は旧大蔵省出身ですからね。

民主党の大支持母体の日教組が国の負担率アップを求めている「義務教育国庫負担金」があっさり対象事業となったことを考えれば、政治家(民主党)ではなく、財務省の意向が強く働いているということは見て取れます。

仕分けメンバーについては最初にスタートした政府一本釣りの民主党議員32名が小沢幹事長の反発をかって7名に激減しているわけで、鳩山政権の掲げる「政治主導」にも黄信号が点ったのでは?

これまでの予算編成の仕組みでは各省庁が財務省主計局に詣でて折衝し、なかなか難しい事業については官僚が族議員に根回しをしてその族議員が財務省に出向いてプッシュしたりしてました。

財務大臣に各省大臣が折衝に臨む際には、族議員たちが大臣室を訪れ、“激励”して大臣を見送るなんて光景がよくみられましたね。

族議員からのプレッシャーで自分たちの意向を曲げなければならないこともあったであろう財務官僚としては、「事業仕分け」を旗印に各省庁からの概算要求をガンガン跳ね返せるわけで、ひょっとしてこれまでよりも仕事がしやすいかも。

脱官僚を掲げる政権が財務省依存にならないことを祈りつつ、11日からはじまる事業仕分けを見守りたいと思います。

|

« 事業仕分け 今夜決定 | トップページ | 親ごころ »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1279688/32157378

この記事へのトラックバック一覧です: 事業仕分けの影に財務官僚:

« 事業仕分け 今夜決定 | トップページ | 親ごころ »