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2011年11月 8日 (火)

JEN事務局長の講演を聞く

日曜日に遠く十日町まで足を運び、主に国際支援を中心として活動するNGOのJEN事務局長・木山啓子氏の講演を聞きました。これまでの国際支援や中越大震災時の被災した村(村人)とボランティアとの関わり、そして東日本大震災の支援から私たちが何を学んだのかというテーマでのお話でした。

これまでも東日本大震災に関連した講演を聞く機会が何度かあり、その多くは議員研修などで、どちらというと行政や議会の視点からのもの。今回は被災者と直接向き合うボランティアの視点からことで、興味深く聞き入りました。

木山氏曰く、
①人は自立できる力を持っている
②実行あるのみ
③具体的に一歩ずつ(印象で決めない)
④不可能に思えても可能
⑤誰の、何のためにを明確に(効率を追求)
⑥誰かのためなら人はがんばれる

①はボランティアの基本。“援助漬け”は根本解決には向かわない。いかに自立していただくかの道筋をつくることがボランティアの役目。まったくその通り。福島の皆さんを三条市で受入れさせていただいた際も『自立支援』がキーワードでした。

②はこの講演で最も印象に残ったキーワード。実行されないすばらしいアイデアよりも実行される地味なアイデアが重要であるとのご指摘。ホームランではなく内安打やバンドヒットをコンスタントに打ち続けるという僕の議員活動の目標にも相通ずるものがありました。

③の「印象で決めない」というのは、先入観で判断してはいけないということ。④や⑤にもつながりますが、「被災者が今何が必要か」というのは聞いてみなければ分からないわけで、こちらの都合や判断が時には“押し付け”となってしまいます。特に日本人は「私なんかのために申し訳ない」という気持ちが根強く、本音を言わない方が多い・・・

⑥は「人は皆、誰かのためならがんばることができる」ということ。被災して家族も財産も失って生きる気力を無くしていた男性が、被災地で自らの役割を与えられて気力を取り戻した実例をお話いただきました。

講演後の「地域活動や社会貢献活動に若い世代に参加してもらうにはどうしたらよいか」という質問に、「臆病がらずに取り組ませるためには失敗を許すことも大切。また、小さな成功体験をさせ、人の役に立つよろこびを感じてもらう」という木山氏の答え。

ボランティアだけでなく、すべての仕事や子育てにも同じことが言えそうです。

珍しく居眠りをせずに聞けた講演でした(^0^)

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