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2011年11月 1日 (火)

小金井市長、半年で辞任!

東京西部に位置する小金井市。

4年前に市のごみ焼却場が老朽化で廃止した後、時の市長は早期の焼却場建設の模索と共に近隣市長に対する陰に陽にの粘り強い交渉を続け、“小金井のまちにごみが溢れ出す”という最悪の事態を回避してきました。

しかし・・・今春の市長選で、他市への依頼によるごみ処理費の増額分について、「ムダ使い」と主張した新人候補・佐藤氏が当選。

周辺市はこの「ムダ使い」発言に猛反発!「もう引き受けません」と三行半を小金井市に突きつける事態に。

前市長の時に近隣市と契約していた受入れ量が今月半ばには満杯となり、“小金井のまちにごみが溢れ出す”というのが現実になろうとしています。

ことの重大性に気付いたのか、佐藤市長は選挙戦での言動を不適切であったことを認め、近隣市へのお詫び行脚を続けていたとのこと。
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が、時すでに遅し。

解決の糸口が見えないまま、佐藤市長は議長に辞表を提出。先ほど議会で了承をされたそうです。

小金井市は僕にとっては第二のふるさとであり、三条に戻って市議会議員を目指す大きなきっかけとなったところ。ごみ問題解決に向け、複雑に絡み合った糸を一本一本ほどこうと命を削る前市長の姿を傍らで見てきました。
『感激とショック―統一地方選後半戦』

ごみ問題解決を最後の仕事と位置づけ市長選に挑んだ前市長の敗北に、僕自身も本当に落胆し、そして、小金井市民の選択をしばらく受入れられずにいたのも事実です。

それにしても、佐藤市長の無責任ぶりはここ数年の何人かの総理大臣よりももっとヒドイですね。「そんな市長を選んだ小金井市民にツケが回ってきた」という厳しい声もあるようですが・・・

国政でも市政でも、「オイシイ言葉の先に何があるか」を有権者はしっかりと考えながら投票しなければならないことをつくづく考えさせられた今回の辞任劇。「誰がなっても同じ」なんていう無関心な姿勢が大変な事態を引き起こすことを改めて思い知った小金井市民も少なくないかもしれません。

佐藤市長の任期は今月12日まで。すでに数人の市長候補の名前が挙がっていますが、どなたが市長になってもごみ問題が即解決するとは考えにくい。

ただ、まちに小金井にごみが溢れるようなことだけは絶対にあってはならないわけで、東京都、東京都市長会、区長会などが仲介役となって、当面の課題克服を目指すべき!

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コメント

名古屋さん。おはようございます。今朝は朝起き会でお会いしました。

小金井市には友人もいるので、市長の就任半年で職を投げ出しには驚いています。

ゴミ問題は私が世田谷区議時代から取り組んでいますが、なかなか良い方向に行かないですね。私は焼却ではなく、消滅型など提案しましたが、ゴミも利権なので、一筋縄ではいきませんね。

また、今月から被災地からの瓦礫の処理が各自治体で始まりましたが、4月の時点では500以上あった自治体が現在ではその数は1/10になっています。東京都はH26年まで受け入れるとのことですが、これも今後大きな問題となりそうですね。

投稿: りえ姉。 | 2011年11月 3日 (木) 08時15分

りえ姉 さま

コメントありがとうございました。

ごみの焼却場や斎場などは特に都市部ではどこでも地域住民の反対運動が起こりますよね。誰もが必要なモノのなのに「自分の近くに来てくれては困る」と・・・

瓦礫についてもまったく同じ。福島の農産物も同じ。

その問題を解決するために政治があるわけですが、国も地方もなかなか機能していない現実が歯がゆいですね。

投稿: なごや☆ | 2011年11月 4日 (金) 15時43分

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