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2014年11月 8日 (土)

経済建設常任委員会視察③~植木の里・川口市

視察最終日は埼玉県川口市安行地区の川口緑化センター樹里安(じゅりあん)にて植木産業振興を学びました。

川口と言えば吉永小百合主演の『キューポラのまち』にあるように鋳物のまちとして有名。樹里安の展示コーナーでは燕三条で見られるような品々も多数。
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今では高層マンションが立ち並ぶ東京のベッドタウンというイメージが強い川口市ですが、植木のまちとしての歴史は古く、江戸時代400年前からとも言われているとのこと。

まず安行の自然条件。起伏が多く、様々な生育環境が存在し、関東ローム層の赤土がその栽培に適していたこと。次に大消費地である江戸(東京)に近い地理的条件。そして、業者の需要開拓精神という三つの条件でブランド確立に成功したという。

そういった基盤もあり、平成8年にPR施設『樹里安』がオープン。道の駅が併設されていることもあって市内外から多くの客が訪れています。

三条市の農業とは異なり、いわゆる都市農業の課題を抱える川口市。宅地化が進み農地面積も縮小、茨城方面に安価な農地を求める農家も少なくないとか。もちろん、後継者不足は三条市と同じで、支援メニューも複数用意しているわけですが、なかなか厳しい様子。

植木産業についても生活スタイルの変化や趣味の多様化もあり、様変わりしています。それでも、植木のオリンピックと呼ばれ、10年に一度オランダで開催されるフロリアードに毎回参加して業者の意欲を高め海外販路の拡大に努めたり、春夏二回の植木まつりの際には植木・造園業者が施設を開放し、花やハーブのプレゼントやコーヒーとケーキを用意してより身近に感じてもらうオープンガーデンといった取組みをされています。

さらに、川口から地下鉄で結ばれた駒込や麻布十番、新宿などでの植木まつりや盆栽展による積極的かつ戦略的な販路拡大を続ける姿にも注目しなければなりません。

保内という植木産業のさかんな地域を持つわが三条市。

川口市安行地区とは歴史や規模、環境があまりにも違いすぎてその取組みをすぐに真似ることは難しいかもしれませんが、「守るのではなくて常に攻めていくこと」「時代や環境の変化を見逃さずに自らも変化し続けること」は大いに参考にすべき点だと思います。
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道の駅も併設する川口緑化センター『樹里安』

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コメント

名古屋先生

川口在住の小松です。名古屋先生の旺盛な勉強意欲は健在ですね。全国の良いところを積極的に吸収して、地元三条市の発展につなげようとする郷土愛には尊敬の念を隠せません。

三条市の皆様、全国の名古屋先生ファンからも応援の声が多数上がってます。よろしくお願いします。

投稿: 小松 | 2014年11月24日 (月) 10時00分

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