小学校の統廃合、逃げずに議論を!
金曜日夕刻、旭地区での市政報告会を開催。この地区単独での会の開催は初めてということもあって不安もありましたが、地元の自治会長さんたちをはじめ、30名を超える方々にお越しいただきました。世話人の皆さんに心から感謝です。
地元・旭小学校のPTA役員や保護者の方々もご出席いただき、特に旭小学校の統廃合についての質問や意見が多く出されました。
旭小学校の児童数は現在63名。1年生は3名しかいません。彼らが3年生になる時にはついに2年生との複式学級になってしまいます・・・
旭地区は柳川・須戸・柳場・三貫地の4地域の結びつきが強く、毎年秋に開催される地域対抗の体育祭などをみていても、子どもたちを地域が一体となって育てていることが伝わってきます。その旭地区にあって、旭小は地域の要になっています。
出席されていたPTA副会長から「PTAとしては旭小を残したい。残すための具体的な取組みに向けてアドバイスをしてほしい」という意見が聞かれたのは必然というべきかもしれません。
ただし、初めから「統廃合絶対反対!」という中で議論が進められることは避けなければならないというのが僕の考え。実際に保護者の中には「多くの友だちの中で切磋琢磨させたい」と望む声がありますし、その声を封殺してしまうような空気がつくられることを心配しています。
いずれにせよ、文部科学省も三条市教育委員会も、統廃合に関しては「地域の合意形成」を掲げています。
存続を望むならば「複式学級や超少人数学級という現実に対してどのような対応を取れるのか」、逆に統廃合を望むならば「地域の要となっている小学校なきあとの新たなる要をどう構築していくか」など、それぞれの立場で意見を出し合う必要があると考えます。
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